検査についてAbout examination

性病の検査について、検査方法から流れ、結果が出るまでの日数や結果の確認方法など、詳しくお伝えします。

検査方法について

検査は主に以下の方法があります。

医師が視診を行う

医師が視診を行う

検査物を採取して臨床検査を行う

検査物を採取して臨床検査を行う

検査物の採取方法には
5つの方法があります

  • 尿の採取
  • 膣分泌液の採取
  • うがい検体の採取
  • 患部皮膚の擦過物
  • 血液検査

検査物に該当する細菌やウィルスが存在するか検査する方法には
以下のような方法があります。

  • イムロクロマト法
  • NAT・PCR検査
  • 培養検査

これらの検査方法を、症状や細菌・ウィルスの種類によって使い分けて検査を行うことになります。

潜伏期間について

病原体に感染してから症状が出るまでの期間のことを「潜伏期間」といいます。性感染症の場合、潜伏期間は病気の種類によって大きく異なり、個人差も大きく、さらに女性のクラミジアなどは、感染していても症状がまったく出ないケースも多くあります。
一方で潜伏期間中で症状が出ていなくても、性行為等により他人にうつる可能性があるので注意が必要です。
また、淋菌やクラミジアなどは、キスやオーラル行為(フェラチオやクンニリングス)等により「のど」や「肛門」などにも感染することがあります。さらに「のど」や「肛門」から、相手の性器に感染することもあるため、「本番じゃないから大丈夫」と思っていても、知らない間に感染していたり、感染させていたりするので要注意です。

検査可能時期について

検査可能時期とは、感染した病原体が検査で検出可能になる時期のことを言います。通常、感染初期は病原体の数が少なく、感染していても検査で検出できない(陰性という結果になる)場合もあります。
検査をするにあたって、感染機会からどのくらいの期間が必要かは、性感染症や検査の種類によって異なりますので注意が必要です。

各STDの潜伏期間と検査可能時期

※料金表は横スクロールでご覧になれます

STDの種類 潜伏期間 検査可能時期
クラミジア 1~3週間程度 感染機会から24時間経過後
淋菌(淋病) 1~3週間程度 感染機会から24時間経過後
カンジダ 数年に及ぶこともあり 感染機会から24時間経過後
トリコモナス 10日間程度 感染機会から24時間経過後
マイコプラズマ・ウレアプラズマ 1〜4週間程度 感染機会から24時間経過後
性器ヘルペス 10日間程度 症状がある場合に検査可能
梅毒 3~6週間程度 感染機会から4週間以降
HIV 2~4週間程度 2~4週間以降
※PCR検査の場合は2週間程度、イムノクロマトのスクリーニング検査の場合は4週間程度で検査可能
B型肝炎 1〜6ヶ月程度 感染機会から6~8週間以降
C型肝炎 1〜6ヶ月程度 感染機会から6~8週間以降
尖圭コンジローマ 3週間~8ヶ月程度 症状があれば診察で診断可能

検査結果が出るまでの目安時間

当院は検査所を併設していますので、クラミジア・淋病・マイコプラズマ・ウレアプラズマなどは、保険診療の場合も含めて、翌日17時には結果がわかります。その他、各検査の検査結果が出るまでの目安はこちらからご確認ください。

検査結果の確認の仕方

検査結果は予約時もしくは来院時(予約なしでの来院の場合)に登録したメールアドレスとパスワードでWEB上からご確認いただけます。

Step1

予約時または来院時にメールアドレスとパスワードを登録してください。

予約時または来院時にメールアドレスとパスワードを登録してください。

Step2

検査結果が出たら、メールやLINEで通知します。

検査結果が出たら、メールやLINEで通知します(LINEでの通知はLINE登録していた場合)。

Step3

WEBからメールアドレスとパスワードを入力して結果を閲覧ください。

WEBからメールアドレスとパスワードを入力して結果を閲覧ください。

陽性だった場合(治療について)

陽性の場合は治療が必要になります。ウェルネストクリニックは感染症専門医や婦人科医が在籍するクリニックですので、感染した病気ごとの適切な治療を開始することが可能です。

主な性病の種類

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